定期メンテで気づいたこと

2017年12月21日木曜日

お仕事

当院のDCS-100NXの稼働実績は2年超え...
運転時間も6,000時間を超えるものが出てきたので
クソ真面目にメーカー推奨通りの間隔で
点検&部品交換をすることにした(笑)

減圧弁、背圧弁、リリーフ弁、給液圧、透析液圧等々...を調整しいの、
ポペットバルブ、スライダ、インペラ、ガスケット、フィルタ等々...を交換しいの、
ついでに、中も外もキレイに清掃しいの
...と、やってたら1日1台が限界だな(汗)
アレモコレモ(。Д゚;≡;゚Д゚)(゚m゚;)コッチ

...で、こんだけ隅々まで手をかけていると、
意外なことに気づくもの!?

うちの透析液カプラは、
ジョイントレスのクリーンカップリング
週一でスチームクリーナーで洗浄しているおかげで
見た目にはキレイ ヽ(*´∀`)ノ☆ピッカピカ
...のはずなんだけど、
定期の6,000時間交換で、カプラの中身が対象だったので、
バラしてみたら、まあビックリ!?
外装カバー(バネ受け)と内側の交換キット(ガスケット)の隙間に、
炭カルがビッシリ (´ж`;)ウッ

さらにバラしてみると...
チューブ接手(エルボ)とガスケットの接続部から
少しずつ漏れてたのがわかる

治療に影響のある部分(透析液の流路)ではないけど、
気持ちの良いものではないね(苦笑)

あと、メーカー推奨の6,000時間では、
濃度セルの電極Oリングも交換することになっている
...なので、電極を外し、Oリングを交換し、
再度、配線共々ボディに組み付けて...と、
大して難しくない作業なんだけど、
これをやった後に、必ずと言っていいほど、
透析液濃度(電導度)が低く表示される!?

特に調整なども必要ない作業なんだけどな?

メーカーのメンテに問い合わせてみると、
「異常がない限り、定期交換なんかしたことない」と!?

じゃあ、何で公式のマニュアルに書くのよ!
ソラチョットオカシイデッシャロ!(*`Д´*)ノ"彡☆

静岡研修に行った際に、習ったような気がしてたんだけどな...
気のせい?(苦笑)
何度か電極や配線を付け外しているうちに、
治るんだよね...微妙な締付け具合が影響しているのか?

原因は、未だメーカーからの明確な回答はなし...(怒)