面接官としての心構え

2017年11月29日水曜日

お仕事

先日、深夜までトラブル対応
翌朝、寝不足のまま、
新卒&中途採用の採用試験に
面接官として立ち会った(汗)
うちの採用試験は、
筆記や小論文試験はなし!?

個人経営の小規模施設で
そんな大々的にやっているところってある?
そもそも、応募がそんなに多くないしね(苦笑)

事前に書類(履歴書、職務経歴書など)を送ってもらって
簡単な書類審査をして、
あとは面接のみ...人柄重視ってところかな(笑)

お勉強できなくても、
コミュニケーション能力があればなんとかなる?

一般常識が身についてさえいれば、
余計な指導をしなくて済む?

...ってとこかな(苦笑)

面接の時って、皆さん当然の如く、
良い子ぶるよね?

採用に影響するような悪い部分はひた隠しにして、
能力以上に出来る自分を見せようとする

...採用してほしくて、
必至にアピールしたいんだから、
当たり前のことかもね(苦笑)

...だから、面接官は、
そんな相手の、本心や性格、
職務スキルやコミュニケーション能力、
ストレス耐性などを見抜くために、
質問にいろんな罠を仕掛けて臨むもの...(笑)

例えば、冒頭で
「簡単に自己紹介をしてください」と振ってみる

この自己紹介一つ取っても...
  • あいさつなどコミュニケーションのきっかけ作りができるか?
  • "簡単"にまとめて相手にわかりやすく伝えられるか?(プレゼン能力)
  • 適正な自己評価ができているか?
  • 能力や意欲をアピールできているか?
...などを見ることができる

まとめられずにダラダラ長々と話したり、
名前と出身校だけ大声で
自信満々にアピールして終了...という輩もいたり、
明らかに事前に用意してきた
(原稿通りの)アピールだったり(苦笑)

緊張していることを差し引いても、
おおよそ、この質問一つで、
大体のことは見えてくるよね(笑)
その後は、こちらの要望を遠回しに説明して
意図を汲み取ってくれるか試すような質問を
2、3投げかけるくらいかな(笑)

あと、オレ的に(質問する側として)好きなのが...
「上司・先輩・先生が、あなたをどのように評価していたか?」
「人間関係のトラブル経験と、どう対処したか?」

自己評価だけではなく、
相手の評価や人間関係も見えてくる質問

良いことしか回答しないようなら、
「悪い評価、経験は?」と投げかけてみる
一見、意地悪い質問なので、
オレは好きなんだよね〜 Ψ(`▽´)ウケケケ

うちの院長なんか、
何でも興味深げに聞いちゃうし、
こっちの要望もストレートに話しちゃうもんだから、
面接というよりも、
さながら説明会の様相になっちゃって、
本来の目的である人柄や本心を見抜くことができず、
建前だけイイ子ぶってる輩も
採用しちゃう傾向にあるんだよね
イイヒトダッタヨ(* ̄‥ ̄)b゙ Σ( ;)エッ!?

...それで、後々揉めるケースも
過去にあったしね(苦笑)

昔っから「人材は宝」という名言があるけど、
ほとんど建前ばかり...

トップが本気で思っていたとしても、
現場のことがわかていなければ、
現場は(他の人材と)揉めるだけ

人が足りないからと焦らず、
他スタッフや患者さんの人間性も考慮して、
現場目線で雰囲気に合う人材を慎重に選ぶことが、
長く安泰につながると思うんだよね(笑)